夏休みの過ごし方

毎日、暑い日が続いている中、子どもたちは夏休みに入りました。暑いとなかなか集中して勉強ができないこともありますが、夏休みを有意義に活用することはとても大切です。

小学生・中学生を問わず、夏休みの大きな目標は「有意義な勉強と体験」をしてほしいと思います。勉強では計画的に「1学期のつまづきを克服する復習」と「2学期以降の先取りを行う予習」です。

どちらに比重をおくかは子どもによって違うと思われますが、一番効率的なのは、1学期の内容で、2学期に関係する部分の復習「例えば、2学期の『文字式』のためには、1学期の『正負の数』の復習から始めることです。そこを徹底的に行うことで2学期からの学習をスムーズに行うことができます。

★夏休みの学習計画のポイント

■学校の宿題は最初の10日で終わらせよう!

■テスト結果から苦手と得意分野を知ろう!

■夏休みは6週間!一週間単位で考えよう!

■短時間でも毎日コツコツ!

■目標は教科ごと、1週間ごとに決める!

そして、もう一つは「有意義な体験をする」ということです。夏は山や海に行って、その場所の植物や生き物を観察したり、子どもと一緒にDIYやお菓子を作ったり、など親子で色々なことにチャレンジしてもらいたいと思います。こうした活動をすることで親子のコミュニケーションが増え、子どもの問題解決力を養い自主性を伸ばすことにもなります。

★夏休み おすすめの体験活動

■自然体験活動・・キャンプ、昆虫採集、海や川で泳ぐ、農業体験

■生活体験活動・・掃除、片付け、料理、お菓子づくり、DIY

■社会体験活動・・外国人との交流、お墓参り、山村留学

●夏休みは海や川に行くことも多いと思いますが、水辺には子どもだけで行かず、必ず大人と一緒に行くようにしてください。